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聖大ワシリイ聖体礼儀(せいだい - せいたいれいぎ、, , )は、正教会における聖体礼儀の種類のひとつ。聖大ワシリイの聖体礼儀・大ワシリイの聖体礼儀・大ワシリイ聖体礼儀等とも表記される。 4世紀のキリスト教の聖人、ケサリヤの大主教聖大ワシリイ(:ヴァシリオス・ケサリアス〔…ヴァシリオス・ケサリアス…「ケサリアのヴァシリオス」との意。現代のギリシャ正教会にも関連するものであるため、現代ギリシャ語転写を本項では採用。古典再建音では「バシレイオス・カイサレイアス」。〕)によって編纂されたとされる聖体礼儀であるためにこの名がある。 一般に見受けられる『大バシレイオスの典礼』といった表記は誤訳である〔「聖体礼儀」「奉神礼」等の正教会の語彙II&誤訳例 〕(後述)。 == 概要 == 聖大ワシリイ聖体礼儀は、年間10回のみに行われる回数が限定される聖体礼儀の種別である。聖大ワシリイ聖体礼儀を特に行うように指定されたこの10回を除いた、聖体礼儀を行う事が出来る日には、聖金口イオアン聖体礼儀を行う。 奉献礼儀(物品の準備)・啓蒙礼儀(心神の準備)・信者の聖体礼儀(機密執行と領聖)の三部から成るという基本的な構造の骨格は聖金口イオアン聖体礼儀と変わらないが、細かい違いは存在する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「聖大ワシリイ聖体礼儀」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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