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職人歌合 : ウィキペディア日本語版
職人歌合[しょくにんうたあわせ]
職人歌合(しょくにんうたあわせ)は職人を題材とした日本中世歌合。歌、判詞のみでなく職人の姿絵も描かれていることから職人歌合絵巻職人尽絵(—づくしえ)、職人歌合絵草子(—えぞうし)とも呼ばれる。鎌倉時代室町時代のもの各2種計5作品が知られている。
==概要==
中世に流行した歌合の一種。詠者が左右に分かれてそれぞれが職人に仮託し、題材に沿って詠んだ和歌とその判詞が収められている。以下の4種5作品が知られており、それ以外に詠まれた痕跡は見られないとされる〔岩崎佳枝 「文学としての『七十一番職人歌合』」 in 『七十一番職人歌合・新撰狂歌集・古今夷曲集』, 新日本古典文学大系 61, 岩波書店 (1993/03), p. 563-579. ISBN 978-4002400617〕。
;鎌倉時代
* 『東北院職人歌合』(とうほくいん−) 1214年(建保2年)ごろ
:
* 題:月・恋、判者:経師
:
* 5番本(曼殊院旧蔵本(東京国立博物館蔵、重要文化財)、高松宮家本、アメリカ・フリーア美術館本、5番、10職種、20首)
:
* 12番本(群書類従本、12番、24職種、48首)
* 『鶴岡放生会職人歌合』(つるがおかほじょうえ−、12番、24職種、48首) 1261年(弘長元年)ごろ
:
* 題:月・恋、判者:八幡宮神主
;室町時代
* 『三十二番職人歌合』(さんじゅうにばん−、32番、64職種、128首) 1494年(明応3年)ごろ
:
* 題:花・述懐、判者:勧進聖(庵室の弁説上人)
* 『七十一番職人歌合‎』(しちじゅういちばん−、71番、142職種、284首) 1500年(明応9年)ごろ
:
* 題:月・恋

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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