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聿部 : ウィキペディア日本語版
聿部[いつぶ]

聿部(いつぶ)は、漢字部首により分類したグループの一つ。康熙字典214部首では129番目に置かれる(6画の12番目、未集の12番目)。
「聿」字は、を意味する。『説文解字』は「」と音を表す「一」の形声文字とするが、筆を手でもつ形そのままに象っていると考えられる。
後に意味を分かりやすく竹冠をつけたのが「筆」である。
偏旁の意符としては筆や書くことに関することを示す。しかしながら、この意符をもつ字は聿部にはあまり収められておらず、「書」は曰部、「畫(画)」は田部というように他の部に収められている。
聿部が収めるのは「聿」の形やそれに似た「」や「」の形を筆画にもつ漢字を収める。雑多なものを含むが、共通点は手指に関するということであり、「」という字形が手の指(「」、ここでは「ヨ」)で何かを操る様子に象るためである。なお、これと共通する要素を持つ「隶」については別に隶部を立てている。
== 部首の通称 ==

*日本:ふでづくり
*韓国:(but yul bu、ふでの聿部)
*英米:Radical brush

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「聿部」の詳細全文を読む



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