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肝属山地[きもつきさんち]
肝属山地(きもつきさんち)は、九州南部の大隅半島南端部に横たわる山地である。国見山地(くにみさんち)などとも呼ばれる〔肝属合併協議会 - 2町プロフィール 肝属合併協議会事務局、2008年1月19日閲覧。〕〔高山町のご紹介 高山町(2005年7月に肝付町となり消滅)、2008年1月19日閲覧。〕。北東から南西の方向に約50 kmの長さがある。山地の北側には肝属平野が広がり、北東側は志布志湾、南東側は大隅海峡(太平洋)、西側は鹿児島湾に面している。鹿児島県南大隅町、錦江町、肝付町、鹿屋市にまたがる。 == 地理 == 南部海岸沿いは黒潮に洗われるため冬期も比較的温暖な気候であり亜熱帯の植物が多く見られる。稲尾岳の山頂付近には照葉樹の原生林が広がっており、「森林生態系保護地域」に指定されている。かつては木炭、樟脳などを産出しており、森林鉄道があった。高山町ではイスノキを用いたそろばんが製造されており、大隅算盤として知られている〔高山郷土誌編纂委員会編 『高山郷土誌』 pp.3-13、高山町長栫博、1966年〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「肝属山地」の詳細全文を読む
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