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肥前国分寺跡[ひぜんこくぶんじあと]
肥前国分寺跡(ひぜんこくぶんじあと)は、佐賀県佐賀市にある寺院跡。現在は佐賀市の史跡に指定されている。 奈良時代に聖武天皇の詔により日本各地に建立された国分寺のうち、肥前国国分寺の寺院跡にあたる。本項では肥前国分尼寺跡についても解説する。 == 概要 == 佐賀市北部、北方1キロメートルに山を控える傾斜地に位置する〔『佐賀県の地名』国分寺跡項。〕。東に僧寺跡、西に尼寺跡があり、現在も「尼寺(にいじ)」という地名に名残を伝えている。両寺跡は住宅街の中にあるため、史跡整備はされていない。 聖武天皇の詔による建立とされるが、創建の記録は残っていない〔。国分寺は鎌倉時代には地頭職に国分氏の名も見え、かなりの勢力を持っていたとされる〔。その後、南北朝時代から室町時代にかけて衰退したと見られている〔。江戸時代の寛政4年(1792年)の絵図には当時の寺域が描かれているが、創建時からはかなりの縮小が指摘される〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「肥前国分寺跡」の詳細全文を読む
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