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肩透かし : ウィキペディア日本語版
肩透かし[かたすかし]

肩透かし(かたすかし)とは、相撲決まり手のひとつである。差手を相手の腋に引っ掛け、体を開きながら前に引き、もう一方の手で相手の肩を叩き、相手を倒す技。また、相手の力も利用する為、かなり高度な技術を要する難度の高い決まり手である。なお、この技を仕掛ける場合は「肩透かしを引く」という表現を用いる。
かつては横綱旭富士正也小結琴稲妻佳弘が得意としており、2010年代に入ってからは栃煌山雄一郎がその使い手となった。又1986年1月場所初日、進退をかけて出場した横綱隆の里俊英は、関脇保志信芳(のち横綱北勝海信芳)にこの決まり手で敗退した後、現役引退を表明した。
相手にはぐらかされたり拍子抜けした際に用いられる慣用句「肩透かしを食らう」の語源ともなっている。
== 関連項目 ==

* 相撲
* 大相撲の決まり手一覧
* 叩き込み
* 引き落とし


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「肩透かし」の詳細全文を読む



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