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肺性心(はいせいしん、拉: cor pulmonale, CP)は、肺の疾患の存在による肺循環の障害によって肺動脈圧の亢進をきたし、右心室の肥大拡張が生じる状態。肺高血圧あるいは右心系のうっ血性循環障害が認められる。進行するとチアノーゼ、頚静脈の怒張、静脈拍動、浮腫をきたす。超音波検査では肺動脈径の拡大、後大静脈径の拡大、右心壁の拡大所見が認められる。心電図では右心室の拡大所見、P波の増高(肺性P)が認められる。X線撮影では、肺動脈、後大静脈の拡大所見、肺のうっ滞所見が認められる。治療には循環障害の原因となっている肺の疾患の治療を行う。 == 関連項目 == *循環器学 *右心不全 *低酸素症 *呼吸性アシドーシス *犬糸状虫症 *血栓塞栓症 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「肺性心」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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