翻訳と辞書
Words near each other
・ 胃灼熱感、むねやけ
・ 胃炎
・ 胃狭窄
・ 胃狭窄(症)
・ 胃疾患
・ 胃病
・ 胃痙攣
・ 胃痛
・ 胃瘻
・ 胃瘻造設
胃瘻造設術
・ 胃癌
・ 胃皺壁(しゅうへき)、胃(粘膜)ひだ
・ 胃盲嚢
・ 胃相
・ 胃真菌症
・ 胃石
・ 胃破裂
・ 胃神経叢
・ 胃神経症


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

胃瘻造設術 : ウィキペディア日本語版
胃瘻造設術[いろうぞうせつじゅつ]
胃瘻造設術(いろうぞうせつじゅつ、Gastrostomy)とは、胃瘻を作る手術のこと。

== 歴史 ==
1822年アメリカ陸軍の軍医ウィリアム・ボーモント(William Beaumont)によって、銃によって胃に瘻孔が形成された患者の経過が報告された。
1849年にフランスの外科医シャルル・セディヨ(Charles Sedillot)によって開腹胃瘻造設術が初めて報告されるも不成功。1875年にイギリスの外科医ジョーンズ・シドニー(Jones Sydney)によって開腹胃瘻造設術の成功例が報告される。その後、1891年に、ドイツの外科医オスカー・ウィッツェル(Oskar Friedrich Witzel)や、1894年にアメリカの外科医マーチン・スタム(Martin Stamm)によって、相次いで開腹胃瘻造設術の術式が報告されていった。
上部消化管内視鏡を用いての内視鏡的胃瘻造設術(PEG)は、1980年アメリカグリーンビル記念病院の小児科医のミシェル・W・L・ガウデラー(Michael W.L.Gauderer)と外科医ジェフリー・L・ポンスキー(Jeffrey L.Ponsky)によって6歳の神経障害児に対してPULL法で行われたのが最初である〔Gauderer,M.W.,Ponsky,J.L.,Izant,R.J.,"Gastrostomy without laparotomy : a percutaneous endscopie technique.",''J Pediatr Surg.'',1980,15,p872-875.〕。
その後、1983年に上野文昭(茅ケ崎徳洲会病院)・門田俊夫(防衛医科大学校第一外科学)によって、1984年にアメリカのラッセル(Russell.T.R)によって、Introducer法によるPEGが報告され、広く施行されるようになってきた〔Ueno F, Kadota T. Perctaneous endoscopic gastrostomy: A simplified new technique for feeding gastrostomy. Progress of Digestive Endoscopy. 23; 60-62,1983〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「胃瘻造設術」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.