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胎子ミイラ変性 : ウィキペディア日本語版
胎子ミイラ変性[たいじみいらへんせい]
胎子ミイラ変性(たいじみいらへんせい、mummification of fetus)とは子宮内で死亡した胎子が無菌的に水分を失って萎縮硬化し、チョコレート色を呈する状態であり、ウシに多く発生する。胎子ミイラ変性を呈する胎子をミイラ変性胎子と呼ぶ。原因には遺伝感染中毒などがある。母体は黄体遺残のため無発情となる。直腸検査では子宮の膨満、胎水波動感、子宮動脈の脈動が認められず、子宮内に弾力性のない硬い物体が認められる。ミイラ変性胎子の体表に石灰が沈着して硬化したものを石子、胎膜の表面に石灰が沈着したものを石胞と呼ぶ。ウシにおいての処置はエストリオール製剤、PGF製剤またはデキサメサゾンの併用注射を行う。
== 関連項目 ==

*胎子浸漬

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「胎子ミイラ変性」の詳細全文を読む



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