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胎脂 : ウィキペディア日本語版
胎脂[たいし]

胎脂(たいし、あるいは)は、ヒトの新生児皮膚を覆っているロウ様あるいはチーズ様の白色の物質である。胎脂は妊娠18週齢あたりに子宮の中の胎児上に発達し始める。
ラテン語で、''vernix''はワニス、''caseosa''は「チーズ様の」の意。
==特徴==

===組成===
胎脂の組成は非常に多様であるが、主に皮脂、胎児の皮膚から剥がれ落ちた細胞、抜け落ちた産毛から成る。胎脂の乾燥重量の12%は分岐鎖脂肪酸含有脂質コレステロールセラミドである。満期産児の胎脂は早期産児のものと比べて、スクアレンが多く、ワックスエステル/ステロールエステル比が高い〔。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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