翻訳と辞書
Words near each other
・ 胞状条虫
・ 胞状線腫
・ 胞状肉腫
・ 胞状腺
・ 胞細胞
・ 胞肓穴
・ 胞背裂開
・ 胞背裂開さく果
・ 胞胚
・ 胞胚形成
胞胚腔
・ 胞胚腔液
・ 胞胚葉
・ 胞腹裂開
・ 胞衣
・ 胞衣壺
・ 胞軸裂開
・ 胞間裂開
・ 胞間裂開さく果
・ 胟


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

胞胚腔 : ウィキペディア日本語版
卵割腔[らんかつこう]
卵割腔(らんかつこう)は動物の発生の初期に形成される構造で,受精卵卵割を繰り返して形成される最初の構造でもある。例えばウニの発生では細胞分裂が進むと,その内部に次第に空隙が生じ,桑実胚,胞胚と進む頃にはそのほぼ中央に大きな空洞が生じる。これが卵割腔である。
卵割腔が発達すると、受精卵は表面に一層の細胞を並べた中空の構造となる。この時期の胚を胞胚という。この後,原腸が胞胚の中へ陥入することによって形成される。
== 様々な場合 ==
実際には卵割腔は必ず確認できるものではない。刺胞動物などでは卵割が進んでも内部に空隙を生じない例もあり,その場合,ある程度細胞数が増えてきた段階で,これを卵割腔のない胞胚と見なす。これを中実胞胚という。
また,昆虫などでは卵の中央に卵黄が集まる例があり,表面部分のみが卵割を行う。したがって中央にはやはり隙間そのものはないが,これも胞胚と見なす。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「卵割腔」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Blastocoele 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.