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胸キュン[むねきゅん]
胸キュン(むねきゅん)とは、人間の感情のひとつ。胸が締め付けられてキュンとすること。特に異性との幼少の頃の思い出や、異性の今まで見えていなかった素敵な側面の発見などが胸キュンをひきおこす。その他、胸キュンを起こす直接的要因として代表的に挙げられるものは景色、音楽、匂い、色、恋、切なさ、などがある。 == 解説 == 松本隆が作詞した2つの曲、山下久美子の「赤道小町ドキッ(1982年)およびイエロー・マジック・オーケストラの「君に、胸キュン。」(1983年)のヒットにより広く知られるようになった。1983年、カネボウ化粧品の「レディ80 サンケーキ」のCMでキャッチコピーとして「胸キュン」が使用され、一般的な言葉として定着した。「君に、胸キュン。」はこのCMのイメージソングである。 もちろん流行語であるから、「胸キュン」という表現そのものはその後半ば死語化したが、胸がキュンとするという状態そのものは感覚的に理解できるものである。例えば、初恋の心のときめきを描き、長い間、小学校の国語教科書(光村図書6年上)にも掲載された名木田恵子の『赤い実はじけた』という作品において、「心の中でパチンと何かがはじける」という表現で、同様の状態が表現されている。 1999年に発売されたコカコーラ社の商品「キュン」では、「初恋の味」というキャッチコピーで発売され、CM(衛生兵ver.)では、ときめいた女子高生(山口あゆみ)が、どこからとも無く飛んできた矢で胸を射られるという演出で「胸キュン」を表現した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「胸キュン」の詳細全文を読む
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