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能動的三分間 : ウィキペディア日本語版
能動的三分間[のうどうてきさんぷんかん]

能動的三分間」(のうどうてきさんぷんかん)は、日本のバンド東京事変の楽曲。この楽曲はバンドが2010年に発表した4作目のスタジオ・アルバムスポーツ』からのリード・シングルとして2009年11月17日にリリースされた。楽曲はバンドのフロント・ウーマン椎名林檎によって作曲され、プロデュースを東京事変が行っている。「能動的三分間」は1970年代から80年代のソウルミュージックR&Bのフレーヴァーを持つファンク・ソングで、曲のサビ部分ではバンドのギタリスト浮雲とバンドのキーボード伊澤一葉によってコーラス・パートが歌われている。
この楽曲は複数の批評家からポピュラー音楽としての楽曲の質の高さを称賛されており、好意的評価を得ている。加えて、この楽曲は商業的にも成功を収めている。日本レコード協会による公式DLチャートRIAJ有料音楽配信チャートでは最高位7位を記録しており、Japan Hot 100並びに日本のCDシングル・チャートでもバンド初となるシングル・チャート首位を獲得した。なお、2009年のオリコンシングルチャートで1位を獲得したバンドのシングルはこれが唯一。
この楽曲「能動的三分間」は椎名が出演している江崎グリコのガム「ウォータリングキスミント」のコマーシャルにCM音楽として使用されている。2009年11月17日には、バンドの公式サイトにて楽曲のミュージック・ビデオのプレミアが行われた。児玉裕一が監督を務めたこのビデオでは、椎名がコマーシャル内で披露したのと同じムーンウォークがバンドメンバーによって再現されている。東京事変は『ミュージックステーション』と『COUNT DOWN TV』でも「能動的三分間」のライヴ・パフォーマンスを行っている。
==背景==
「能動的三分間」は、バンドが2010年に発売している4作目のスタジオ・アルバム『スポーツ』に収録されていて、同作からの先行シングルである〔。この楽曲において東京事変は江崎グリコタイアップを組んでおり、バンドのボーカリスト椎名林檎が同社のガム「ウォータリングキスミント」の新CMのイメージ・キャラクターに起用され、バンドは同コマーシャルにCM音楽としてこの楽曲「能動的三分間」を提供している〔。この楽曲のシングル化の経緯について、バンドのボーカリスト椎名林檎は公式サイト内のオフィシャルインタビューの中で"この曲がシングルになったのは、単純に広告に決まったのがあの曲だったからです。"とその理由を語っている。更に"(CM曲に)選ばれなければ先送りしたと思います。"とも話し、タイアップの話がなければアルバム収録自体が見送られていた可能性についても言及した〔。また、椎名が"バンドとしてやっとスタートラインに立てた作品"と表現したアルバム『娯楽 (バラエティ)』から約2年の期間が空いたが、これについて椎名は"本当はすぐに詰めていきたかったのですが、私がソロ10周年という、これまでの音楽活動を振り返らなければならない時期を迎えたこともあって。期間が開くな、もうちょっと劇的な成長を聴いてもらいたいと思うようになったんです。事変については特に勉強したいことが増えたので、一年間ほどお休みをいただきたいと申し出たんです。その結果、リリースまでに倍ぐらいの期間が空いてしまったという感じです。"と述べた〔『KERA vol.138』インデックス・コミュニケーションズ、2010年2月16日発行(173頁)〕。この楽曲のリリースは2009年10月16日に発表され、この時バンドは同時にニュー・アルバムに向けた新しいアーティスト写真も公開している。「能動的三分間」はシングルとして2009年11月17日にデジタル・ダウンロードでリリースされたのを皮切りに、2009年12月2日には日本で12cmシングルとしても発売されている。iTunes Storeには、日本でのフィジカル・リリース日と同日となる2009年12月2日にリスト入りしている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「能動的三分間」の詳細全文を読む



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