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能[よく, のう] 能(のう)は、日本の伝統芸能である能楽の一分野。江戸時代までは猿楽と呼ばれ、狂言とともに能楽と総称されるようになったのは明治維新後のことである。
== 解説 == 能という語は、元々特定の芸能をさすものではなく、物真似や滑稽芸でない芸能でストーリーのあるもののことを全般に指す語であり、猿楽以外にもこれが用いられていたが、猿楽が盛んになるとともにほとんど猿楽の能の略称となった〔国指定文化財等データベース - 重要無形文化財 能楽 〕。そして1881年(明治14年)能楽社の設立を機に猿楽を能楽と改称したため能楽の能を指す語となったものであり、能楽のうち超自然的なものを題材とした歌舞劇のことで比較的高尚なものである〔実世界に題材を求めた世俗的な科白劇が狂言〕。往々にして「能楽」と「能」を同義に用いたりする向きもあるが、誤りである〔『新版 能・狂言事典』、310頁〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「能」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Noh 」があります。
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