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能村堆子 : ウィキペディア日本語版
能村堆子[のうむら たいこ]

能村 堆子(のうむら たいこ、旧姓・三木、1930年8月20日 - )は日本生物物理学者。お茶の水女子大学名誉教授。團勝磨大沢文夫の門下生。小説家川上弘美卒業論文の指導者。理学博士
== 研究概要 ==
ウニの卵や精子を用いて、細胞分裂の分裂装置や繊毛鞭毛運動に関与する微小管生物物理学を研究した。1969年、ウニ卵にアクチンの存在を世界で最初に確認し、細胞質分裂にアクチンが関与することを提唱する。1975年以降は、その頃、宝谷紘一が開発した高輝度照明下での暗視野顕微鏡を用い、世界で初めて、顕微鏡下で微小管の溶液中での動きを観察し、基本データを記載していった〔Miki-Noumura, T. & Kamiya, R. (1976) “Shape of microtubules in solutions”. ''Exptl. Cell Res''. 195:97-106 〕。テトラヒメナクラミドモナスの繊毛も実験材料とした。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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