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NOLTY(ノルティー)とは、株式会社日本能率協会マネジメントセンターが発行する手帳。旧名称・能率手帳(のうりつてちょう)としても知られる。 NOLTYの名称には、「New Style(新しいスタイル) Original(そしてたったひとつの存在で) Life Time(ずっと毎日) Your Will(あなたの想いを叶えたい)」という意味が込められている〔「能率手帳」が新名称「NOLTY(ノルティ)」へ! - 64年ぶりブランド刷新 | マイナビニュース (2013年5月22日)〕。 本頁では日本能率協会マネジメントセンターが発行する手帳であるPAGEM(ペイジェム)についても言及する。 ==概要== NOLTYの前身である能率手帳は、日本能率協会のコンサルタントが使っていた手帳を会員向けに配布したのが起源。タイムマネジメントの行える手帳としては日本最初と言われ、「時間目盛り」を採用した手帳として、1949年に誕生した。日本の生産能率指導に携わっていた社団法人日本能率協会の理事であり、コンサルタントであった大野巌が、生産管理技術の開発を行う中で、時間管理のツールとして発案したことから作られた。それまでの手帳は備忘録程度で使われており、手帳で仕事の管理をするという考え方はなかったが、時間を経営資源と捉え、時間管理の思想を意識づけた点で能率手帳は高く評価された。当時は、会員企業へのお歳暮として配られていたが、企業からの要望をうけて1958年に店頭販売を開始した。 能率手帳の大きさは、当時、主な通信手段が郵便だったため、官製はがきを手帳に挟むことができる大きさとして決定された。 大きな特徴としてクリーム色の手帳専用用紙が挙げられる。一般的に「能率手帳用紙」と呼ばれ、薄さと書きやすさを両立した用紙とされる。クリーム色は目に優しく、光を反射しにくいとして採用されている。この用紙は王子製紙で特漉き生産している。「能率手帳の流儀」から現在では、商品に合わせて白い紙を採用した手帳も存在する。 能率手帳は1949年の登場当時から一貫して新寿堂が生産を引き受けている。手帳の巻末に「調製:新寿堂」と明記されている〔能率手帳がロングセラーな訳 (2008年11月3日 オールアバウト)〕。 能率手帳は、能率手帳シリーズ、能率ダイアリーシリーズに大別され、さらにサブブランドに分類されている。 日経ウーマン誌と共同開発した能率手帳キャレルシリーズや日経ビジネスアソシエ誌と共同開発した能率ダイアリーリスティなど、ビジネス誌の読者層をターゲットにした多彩な商品群を揃えているのも特徴的である。 2013年5月22日、日本能率協会マネジメントセンターは「能率手帳」の名称を「NOLTY」に変更すると発表〔「能率手帳」が「NOLTY」に、中身はどう変わった? 日経トレンディネット (2013年6月14日)〕。その後、2013年6月11日、12日にNOLTYブランドとして初めての商品展示会が開催され、11月14日に初のCM発表会が行われた。「NOLTY」ブランドの手帳は9月から発売されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「NOLTY」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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