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能生白山神社[のうはくさんじんじゃ]
能生白山神社(のうはくさんじんじゃ)は、新潟県糸魚川市大字能生(のう)に鎮座する神社。式内社「奴奈川神社」の論社の一つである。正式名称は白山神社〔新潟県神社庁サイト 所収の神社一覧による。〕。 == 祭神 == 奴奈川姫命、伊佐奈岐命、大己貴命を祀る。奴奈川姫命は、糸魚川市を中心とする地域一帯で信仰されてきた女神である。『古事記』に記載されている大国主命との求婚談・婚姻談、国土経営のために大国主命と信濃に移った話などで知られている。古くは新潟県の西頸城郡一帯が奴奈川庄と呼ばれていた。 白山神社の周辺地域には奴奈川姫命に関する伝承・行事が多い。市内大字島道には、大沢嶽から流れる島道川(能生川の支流、旧名は布川ヌノカワとされる)から少し山側に入ったところに、奴奈川姫命の産所と伝えられる大きな岩穴がある。またその下流域の小見には、小見白山社があり、その祭神は、伊佐奈岐命、大己貴命、菊理姫命である。小見白山社縁起によれば、岩穴は大己貴命が高志(こし)の奴奈川姫命のところに婿入りしたときの館ともいう。大沢嶽には神道山(神道之峰)が連なっており、これは大国主命が求婚のため奴奈川姫命のもとに通った道として語り継がれている。山頂までは1088段の石段が続く。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「能生白山神社」の詳細全文を読む
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