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能登三井駅 : ウィキペディア日本語版
能登三井駅[のとみいえき]

能登三井駅(のとみいえき)は、石川県輪島市三井町にあったのと鉄道七尾線(穴水~輪島間)の廃駅)である。2001年に廃止。
駅廃止後も駅前にあったバス停は残り(三井駅前)、バスが鉄道に代わって地域の足となっている。本項目ではこのバス停についても述べる。
== 駅構造 ==
転換当初は相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能駅で、七尾線で貨物輸送が行われていた頃にはさらにもう一本発着線があった〔懐想石川の鉄道 - のと鉄道七尾線3 〕。構内には長らく昔ながらの腕木式信号機が残され、運転士がタブレットを交換する光景が見られたが〔寺田裕一『私鉄の廃線跡を歩くIII 北陸・上越・近畿編』、JTBパブリッシング、2008年、139頁。ISBN 978-4-533-07145-4〕、1998年12月のダイヤ改正で列車交換を廃して単式ホーム1面1線のみを使用するようになり、同時に駅は無人化された。ちなみに、信号機が自動化されたのは列車交換が廃止される直前で、新しく設置された色灯式の信号機はほとんど使われることのないまま使用停止となっている〔---The Ruins of Rail---廃線跡を旅する - 地方鉄道の現実 〕。廃止時まで使用されなくなったもう片側のホームおよび線路はそのまま残されていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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