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能登国分寺[のとこくぶんじ]
能登国分寺(のとこくぶんじ)は、かつて能登国(石川県七尾市)に存在した仏教寺院。 == 概要 == 能登国の国分寺は定額寺の大興寺を前身とする。大興寺はこの地方を支配した能登臣(のとのおみ)の一族により、飛鳥時代末期に建てられた。 843年(承和10年)、能登国司に赴任した春枝王により、大興寺を国分寺に昇格。741年(天平13年)に聖武天皇が国分寺建立の詔を発布してから約100年経てからの建立であった。約400年の間栄えたが、いつしか廃寺となった。 大正時代に発掘調査が開始され、1970年(昭和45年)から本格的な調査が行われた。 1974年(昭和49年)に寺域南方の建物群跡を含め「能登国分寺跡 附建物群跡」として国の史跡に指定された。寺跡は史跡公園として整備され、1992年(平成4年)に能登国分寺公園として開園した。公園内には南門と塀の一部が復元され、中門、金堂、五重塔、講堂、回廊などの跡が表示されている。また、出土品や復元模型などを展示する能登国分寺展示館がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「能登国分寺」の詳細全文を読む
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