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能登有料 : ウィキペディア日本語版
のと里山海道[のとさとやまかいどう]

のと里山海道(のとさとやまかいどう)は、石川県金沢市から同県鳳珠郡穴水町へ至る自動車専用道路である。石川県道60号金沢田鶴浜線国道470号石川県道1号七尾輪島線のそれぞれ一部から構成されている。かつては石川県道路公社管理の一般有料道路であった。無料化にあたって公募して決定された愛称は、ふるさと紀行「のと里山海道」(ふるさときこう「のとさとやまかいどう」)〔石川県「能登有料道路」の新しい愛称が決定 〕で、案内標識の表示はのと里山海道()が使用される〔「のと里山海道」の案内表示に着手します! ~能登有料道路の無料化に伴う、案内標識の標示変更~ 石川県政記者クラブ 〕。
有料道路当時は、石川県によって粟崎IC - 徳田大津ICの区間が能登海浜道路、徳田大津IC - 穴水IC(旧称・此木IC)の区間が能登半島縦貫有料道路という正式名称がそれぞれ設定されており〔、石川県道路公社の定款にも明記されていたが、同公社の管理道路全てが無料化に伴って同公社は廃止された。当時は地図により能登有料道路〔ナビング pp. 72-73〕や能登道路〔スーパーマップル 巻頭索引〕〔マップル p. 52〕の表記が見られ、石川県道路公社も能登有料道路と表記していた。
全長は82.9kmで、地方道路公社が運営する有料道路としては日本最長であった。日本の道100選に選定されている。県庁所在地の金沢市と能登半島とを結ぶ大動脈となっている。
また、のと里山海道は全区間石川県が管理する主要地方道である。千鳥台出入口 - 徳田大津IC、及び、粟崎IC - 大根布JCTは石川県道60号金沢田鶴浜線〔上記の能登海浜道路第2期区間開通以前は「金沢羽咋線」であった〕、徳田大津IC - 穴水IC(能越自動車道穴水道路開通以前は此木IC)は石川県道1号七尾輪島線である。このうち、金沢田鶴浜線の区間は金沢能登連絡道路の一部として地域高規格道路に指定されている。また、七尾輪島線の区間は能越自動車道国道470号)の一部にもなっているが、両区間とも県道番号を標す青色の六角形型の県道番号標識(分類番号・118の2-A)や逆三角形型の国道番号標識(分類番号・118-A)は設置されていない。
== 概要 ==

内灘IC - 柳田ICまでは海岸沿いを、柳田IC - 穴水ICまでは内陸部を走る。また、金沢起点 - 柳田ICまでは4車線だが、柳田IC - 穴水ICまでは2車線で、所々に追越車線が有り、4車線(または3車線)になっている箇所がある。なお、徳田大津JCTから穴水ICまでは、能越自動車道と重複する。
能登有料道路時代は本線上及びインターチェンジのランプウェイ部に4か所(内灘、今浜、上棚矢駄、横田)とインターチェンジのランプウェイ部のみに2か所(白尾、米出)の料金所があり、料金所を通過する時にその前の料金所からの区間の料金を支払っていた。高松IC - 県立看護大IC間、千里浜IC - 柳田IC間、西山IC - 徳田大津IC間は料金所を通過しないため、実質的に無料で利用できた。なお、ETCクレジットカードの利用はできなかった。
料金徴収期間は、当初は2014年(平成26年)1月29日までとなっていたが、北陸新幹線金沢延伸開業を見据えて、アクセス道路の利便性を高め、交流人口の拡大を目指すために、2013年(平成25年)4月1日からの無料化が決定し〔2010年(平成22年)7月26日北國新聞「石川県政特集[上]」より〕、横田料金所にて式典を行うに当たり、同年3月31日正午に前倒しされた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「のと里山海道」の詳細全文を読む



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