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能面殺人事件[のうめんさつじんじけん] 『能面殺人事件』(のうめんさつじんじけん)は、高木彬光の長編推理小説第2作。 ==解説== 本作は1949年、『宝石』に掲載された。登場人物の柳光一を探偵役として捜査を叙述していく形式を採り、密室殺人を主軸にして、呪いを秘める鬼女の能面や殺人現場に残されたジャスミンの香り、葬儀屋に注文された三つの棺、横溝正史の「かいやぐら物語」(1936年)を思わせる「かいやぐら」の詩など、怪奇趣味に彩られた本格推理小説である。 作者は、デビュー作の『刺青殺人事件』(1948年)と本作のどちらを先に書くか迷った末、『刺青』、本作の順としたとのこと〔日本推理作家協会賞受賞作全集(4)『能面殺人事件』(双葉文庫)所収の「あとがき」参照。〕。 本作は、第3回探偵作家クラブ賞を受賞した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「能面殺人事件」の詳細全文を読む
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