|
脇システム(わきシステム)とは、将棋における戦法の一つであり、相居飛車の矢倉戦で用いられる戦法。昔からある形であるが、特に脇謙二が詳細に研究し、多用したためこの名がつく。 相矢倉戦の序盤、後手△6四角に対して、▲4六角と角をぶつけ、角同士を睨み合わせたまま、先後ほぼ同形で駒組みを進める。ここから、 * 角交換して同形のまま相手に手を渡す * 端歩を突き越して▲3五歩 * ▲2六銀から棒銀 などが本筋の攻めとなる。 非常に研究の進んだ戦法として知られ、棋士によっては詰みまで研究されているとも言われる。そのため三浦弘行などの研究熱心な棋士が得意としている。また、藤井猛により片矢倉(天野矢倉)との相性が良いことが発見された〔詳しくは藤井流早囲いを参照。〕。 == 脚注 == 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「脇システム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|