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脇本陣(わきほんじん)は、江戸時代の宿場に設置された本陣の予備的施設。大きな藩で本陣だけでは泊まりきれない場合や、藩同士が鉢合わせになった場合に格式が低い藩の宿として利用されるなど、本陣に差し支えが生じた場合に利用された。それ以外の時は一般旅客の宿泊にも供した。 規模は本陣よりも小さいが、諸式はすべて本陣に準じ、上段の間などもあり、本陣と同じく宿場の有力者が勤めた。 == 現存し公開されている脇本陣 == *脇本陣奥谷(長野県木曽郡南木曽町、重要文化財。妻籠宿本陣が平成に復元されている) *東海道旧舞坂宿脇本陣(静岡県浜松市) *中山道旧太田宿脇本陣(旧太田脇本陣林家住宅)(岐阜県美濃加茂市) *山陽道旧矢掛宿脇本陣(岡山県矢掛町) *出雲街道旧新庄宿脇本陣(岡山県新庄村) *羽州街道楢下宿(山形県上山市) *滝沢屋 *庄内屋 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「脇本陣」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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