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脊椎側彎症(せきついそくわんしょう)とは、脊椎(背骨)が側方に弯曲する病気である。「脊柱側彎症」(せきちゅう―)や、異体字の「側弯」表記も多く見られる。側湾は誤記。 側方への弯曲以外に、前後に弯曲した後彎症もある。 == 概要 == 脊椎は、生理的弯曲といって横から見ると前後にカーブしているが、正常な状態であれば正面あるいは背面から見るとまっすぐに伸びているのが正常。 但し側方(横方向)に弯曲したり、脊椎がねじれている場合があり、これを脊椎側彎症と呼ぶ。脊柱がねじれながら横に弯曲する側彎症、後方に凸に曲がる後彎、側彎と後彎が合併した後側弯症の3つに分けられる〔脊柱手術.com 慶友整形外科病院 副院長・慶友脊椎センター長斉藤正史 〕。痛みを伴うことは稀なため初期における発見は難しく、ある程度成長してしまってから気がつく場合が多い。肩やウェストの高さが左右で違うなどの外見上の問題の他、高度の弯曲になると、腰背部痛に加え胸の圧迫と変形による呼吸器障害・循環器障害など内臓にも影響を及ぼし、皮下脂肪型肥満の女児にも発生する。 日本では、乳幼児や学校の健康診断で脊柱検査が行われており、1980年(昭和55年)年頃よりモアレ検査による検診が普及し、早期発見が可能になった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「脊椎側彎症」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Scoliosis 」があります。 スポンサード リンク
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