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サラリーマン()とは、日本における会社員(正規雇用)を現わす用語で、民間企業に勤める給与所得者のうち、役員や専門職(医師・弁護士など)を除いた者である〔http://www.esri.go.jp/jp/archive/hou/hou040/hou36/2-8.html〕。通常はホワイトカラーの職務に就いている男性に対して使われ、女性の場合には「OL」という用語があてられる。また、国語辞典にはサラリーマンを、「給料で生計を立てている人」・「給料取り」・「勤め人」などと解説している例もある〔「サラリーマン」 大辞泉〕。 == 概要 == 英単語 の語源は古代ローマの兵士(歩兵)に遡るとされ、当時は貴重品でありかつ生活に欠かせなかった塩(Sal)を買う為の俸給という程度の意味である(古代ローマの兵士の給与は貨幣で支払われていた)。 ただし「サラリーマン」は和製英語であり、大正時代頃から、大学卒で民間企業に勤める背広にネクタイ姿の知識労働者を指す用語として生まれた〔北海道炭礦汽船会社に勤めていた前田一(後に日本経営者団体連盟初代専務理事)が1927年に出した著書『サラリーマン物語』が「サラリーマン」という言葉を広めるきっかけになったとされている(大野明男「前田一」『現代日本朝日人物事典』朝日新聞社、1990年)。〕ため、給与所得者であっても、高校卒以下のブルーカラーは本来含まない。医師・弁護士・税理士・社会保険労務士などの専門職や会社役員・公務員も含まない。「サラリーマン」は和製英語であるが、後に欧米でも「"日本の"ホワイトカラーの会社員」を指す普通名詞(Salaryman)として浸透しつつあり、日本文化を扱った新聞記事や書籍などで度々使用されている。 侮蔑的なニュアンスでサラリーマンという語が用いられることもあり(→#サラリーマンのイメージ)、それを避けるために、主に営業に携わる給料生活者を指してビジネスマンと呼ぶこともある。 企業の側で、人件費節約のために正社員を減らすという傾向も強く、学生の脱サラリーマン志向は高まっている。サラリーマンの中でも、リストラに対抗して自己啓発に取り組んだり、会社以外に生きがいを求めたりと、会社頼みの生活から脱却しようとする姿が多く見られる。 若者を中心にリーマンと略される〔リーマン 、大辞泉〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サラリーマン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Salaryman 」があります。 スポンサード リンク
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