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脱税[だつぜい]
脱税(だつぜい)とは、納税義務がある、と見なされている人が、その義務の履行を怠り、納税額の一部あるいは全部をのがれることである〔広辞苑第五版〕。 ==概要== どのような行為をもって脱税と見なすか、その判定基準は国ごとに異なっている。(別の言い方をするならば)脱税と(いわゆる)節税の線引きは国ごとに異なっている。また、「脱税」と判定された者への行政の対応、等々も国ごとに異なっている。 日本では、脱税は「偽りその他不正な行為」により納税を免れる行為のことである。かつては、脱税は行政犯罪、あるいは経済犯罪と見られていた。 かつては不正または偽りの行為を以って課税額を少なくした申告書を提出することにより課税を逃れるケースが主流であったが、取引のグローバル化やインターネット取引の普及などによって、申告すべき所得があるにも関わらず申告しないケース(無申告)が目立つようになってきたことから、平成23年度の税制改正により、確定申告書等をその提出期限までに提出しないことにより所得税を免れた者は、5年以下の懲役若しくは500万円以下の罰金に処し、またはこれを併科する事となった〔所得税法の一部改正 財務省 〕。 融資などを目的に収入を多く見せかけてる粉飾決算等を行うのは脱税とは異なる(ただし、所得税法違反の罪のほかに、詐欺罪や金融商品取引法違反などの罪に問われる)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「脱税」の詳細全文を読む
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