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頭蓋内圧[ずがいないあつ]
頭蓋内圧(ずがいないあつ、; )とは、特殊な医療機器によって測定される頭蓋骨内部の圧力である。脳圧、脳髄液圧とも言う。その圧はホメオスタシスによって極めて一定に保たれており、その大きな変動は、重大な疾患の表徴であると共に、それ自体が死或いは致死的な合併症をもたらす。 == 正常範囲 == 臥位での成人に於いて60~150mmH2Oである。 中枢神経系は、頭蓋骨はもちろん、脊椎によっても(正確にはそれらを内張りする硬膜によって)ほぼ密閉された状態が保たれている。その内容物は大きく分けて脳実質・脳脊髄液・血管であるが、どれかの容積が増えればそれ以外の容積を減らすことによって、その内圧は一定に保たれる。しかしそうしたホメオスタシスが限度を超えたとき、或いはホメオスタシスが機能しなくなったとき、頭蓋内圧の変動が起こる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「頭蓋内圧」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Intracranial pressure 」があります。
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