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腎細胞癌 : ウィキペディア日本語版
腎細胞癌[じんさいぼうがん]
腎細胞癌(じんさいぼうがん、)は、腎臓に発生する悪性腫瘍のひとつであり、尿細管上皮細胞ががん化したものである。
別名グラヴィッツ腫瘍(Grawitz's tumor)。

== 分類 ==

* 淡明細胞型 (clear cell)
最も一般的で、70%の確率で見られる。その名の通り光顕的に細胞質が明るい腫瘍細胞として見える。染色体3pの欠損、VHL遺伝子の欠損がしばしば認められる。
* 顆粒細胞型 (granular cell)
15%の確率で見られる。好酸性顆粒状細胞(ミトコンドリアの多い細胞)から成る。染色体・遺伝子異常の現れ方は淡明細胞型と変わりがない。UICCワークショップ腎細胞癌分類においては、両者を区別する必要がないとして「顆粒細胞型」という分類の廃止を勧告している。〔「Cancer」誌1997年号 P987-989〕
* 色素嫌性型 (chromophobe)

* 嚢胞随伴性
予後は良好。
* 乳頭状 (papillary)
* 肉腫様型 (sarcomatoid)(または紡錘型spindle)
本来は上記いずれかの組織型であったものが、あまりにも脱分化が進んで元々の組織型が判らなくなったものである。当然、予後は最も不良。
広義には、これらに加えて集合管癌 (collecting duct carcinoma)集合管上皮細胞ががん化したものを含む。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「腎細胞癌」の詳細全文を読む



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