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防錆剤(ぼうせいざい、英語:corrosion inhibitor)とは金属製品の錆を防ぐ薬剤のこと。防錆剤という名称は鉄に用いられるものを指すことが多く、他の金属に対しては腐食を防ぐという意味で腐食防止剤あるいは防食剤と呼ぶことが多い。 製品・用途を応じて色々なものがある。使用法からは、金属に塗布するもの、気体にして金属を処理するもの、金属製配管等に通す液体(水など)に添加するものなどがある。錆や腐食を防ぐ機構としては、金属表面に被膜を形成するもの(ケイ酸塩、リン酸塩、アミン、酸化剤など)が多く、他に還元剤や錆の原因である酸素を除去する捕捉剤が用いられる。 == 関連項目 == * 不動態 * イミダゾール * 亜硝酸ナトリウム * クロム酸アンモニウム * エタノールアミン * チオシアン酸アンモニウム * めっき * ブリキ * トタン * 不凍液 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「防錆剤」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Corrosion inhibitor 」があります。 スポンサード リンク
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