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腕木通信 : ウィキペディア日本語版
腕木通信[うでぎつうしん]


腕木通信(うでぎつうしん、''semaphore'' )とは、18世紀末から19世紀半ばにかけて主にフランスで使用されていた視覚による通信機、およびその通信機を用いた通信網である。望遠鏡を用い、腕木のあらわす文字コードや制御コードを読み取ってバケツリレー式に情報を伝達した。
フランス式の腕木通信に触発され、欧米各国ではそれぞれの形式の通信機が用いられた。現在では、これら各種通信機を用いたシステム全体を"optical telegraphy"と呼ぶ。
== 名称の定義 ==
使用されていた当時はテレグラフ(''telegraph'' )と呼ばれており、意味はギリシャ語のテレ・グラーフェン(遠くに書くこと)という言葉に由来している。
テレグラフとはクロード・シャップの腕木通信を指す固有名詞だったが、後に一般名詞化して電信を表すようになった。現代で使用されているセマフォア(''semaphore'' )という単語はテレグラフの類似品として作られた視覚通信機の固有名詞だったものが広まり、これのコピーがイギリスで広まり、セマフォア(''semaphore'' )という英単語が定着した。
そこからさらに鉄道の信号機の名称となり、これが視覚通信機の名称となったことから来ている。セマフォアという名前は長い歴史の中で名称が二重三重に流転した結果であり、実際に稼動していた当時の名称はテレグラフである。
日本語の表記では、semaphore を「セマフォア」と音写するが、かつて大日本帝国海軍が「セマホア」と表記しており、後代においても「セマホア」と表記されることがある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「腕木通信」の詳細全文を読む



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