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膣鏡[ちつきょう]
膣鏡(腟鏡、ちつきょう、)は、産科学で、女性の膣腔内に挿入し開大して膣腔を検診するため、また、膣、子宮内の医療措置、膣式手術に使われる医療用具である。一般的には、「膣鏡」という名前よりも、「クスコ」の名前で知られているが、正確には「クスコ」は膣鏡の一種である「クスコ式膣鏡」を指す。 == 概要 == (1)管状膣鏡と(2)溝状膣鏡との2種類ある。(1)管状膣鏡は、子宮膣部を処置するときなどに膣壁を操作のさいに保護する場合に一箇としてもちいられ、(2)溝状膣鏡は、一般診察、治療に用いられ、(a)前膣壁にあてるものと後膣壁に装着するものとが連絡していない上下両葉が別々のものと、(b)一端で接続しているものとがある。またサイズも処女~経産婦など、腟口の開口具合によってさまざまなサイズが用意されている。多くは金属製であるが、使い捨て用のプラスチック製の製品も存在する。近年ではアダルトビデオなどで、膣内を見せるアダルトグッズとして使用される場合もある。アメリカでは女性自身の身体管理の一環として、腟鏡を使って自分でチェックすることを推奨する動きがある〔Self Care - It's OK to Peek! How to perform self cervical and vaginal examination 〕〔Beautiful Cervix Project 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「膣鏡」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Speculum (medical) 」があります。
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