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顎(あご、英語名:jaw)は、それを持つ生物一般においては、口の一部であって、開閉して物を捕らえる機能を有する構造体を指す。 ヒトを含む顎口上綱の動物では、頭の下部にあって、上下に開閉する機能を持つ、骨(顎骨)と筋肉を中心に形成された、口の構造物全体を指す。顎口上綱の顎は上顎と下顎で形成されており、支点のある上顎に対して下顎が稼動する。哺乳類(ヒトを含む)は下顎の稼動性が高く、これを繰り返し動かすことによって食物を咀嚼する。対して、顎を具えてはいても咀嚼を行わない動物の多くは、物を捕らえる、引きちぎる、呑み込むなどを行うために顎を用いる。 == 呼称 == 「あご」を表す漢字には、日本語の国字である「顎(音:ガク、訓:あご)」のほか、「歯の根をおおう肉(歯茎)」を原義とする「腭(齶、音:ガク、訓:あご、はぐき)」や、「(音:ガク、訓:?)」がある。 また、別に「頤(おとがい)」を「あご」とも言うが、この字は主に「顎」を指す(「#ヒトの顎」も参照)。 なお、医学などにおける日本語の専門用語としては、「顎、腭、」はいずれであっても音読みをする。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「顎」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Jaw 」があります。 スポンサード リンク
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