翻訳と辞書
Words near each other
・ 腸恥隆起
・ 腸感冒
・ 腸憩室
・ 腸捻転
・ 腸捻転症
・ 腸放線菌症
・ 腸梗塞
・ 腸死
・ 腸毒素
・ 腸洗浄
腸液
・ 腸満
・ 腸溝
・ 腸溶カプセル
・ 腸溶カプセル剤
・ 腸溶コーティング
・ 腸溶剤
・ 腸溶剤皮
・ 腸溶性
・ 腸溶性錠剤


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

腸液 : ウィキペディア日本語版
腸液[ちょうえき]
腸液(ちょうえき)は、小腸空腸で分泌されるアルカリ性体液(消化液)である。
消化の最終確認をする消化液である。消化できる栄養素は解釈によって異なるが、主なはたらきは、蛋白質アミノ酸に変えるものである。排便時、または肛門直腸内に異物が侵入した場合、そのダメージを和らげるために分泌されることが多い。
かつては、腸液に炭水化物ブドウ糖に分解する酵素が含まれていると考えられていたが、炭水化物は膵液二糖類マルトースまで分解され、最終的に小腸上皮細胞に存在するマルターゼスクラーゼイソマルターゼラクターゼトレハラーゼなどの二糖類水解酵素により単糖類グルコースフルクトースガラクトースなどにまで分解されて初めて腸管からの吸収が可能となる〔炭水化物の消化・吸収・発酵とその利用 、山田和彦、独立行政法人国立健康・栄養研究所食品表示分析・規格研究部、栄養学雑誌 Vol.59 (2001) No.4 P169-176〕。
== 消化酵素 ==

*エレプシン - たんぱく質(が消化されたもの)を消化する。最終的にアミノ酸になる。
*リパーゼ - 脂肪を消化する。最終的に脂肪酸グリセリンになる。

※リパーゼの割合は少ない。従って書物によって脂肪を消化するか消化しないかの解釈が異なる。
*ヌクレアーゼ - 核酸を消化する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「腸液」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.