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腸骨[ちょうこつ]
腸骨(ちょうこつ、、)は、四肢動物の腰帯を構成する骨の一つである。 ヒトの場合、坐骨 (Ischium)、腸骨、恥骨 (Pubis) をあわせて寛骨と呼ばれる。骨盤は、左右1対の寛骨、仙骨、尾骨で構成され、腸骨は骨盤最大の骨である〔慶応大学/系統解剖学/骨、骨格系 2011.02.12閲覧〕。腸骨には上前腸骨棘、下前腸骨棘という突起部分があり、上前腸骨棘には縫工筋と大腿筋膜張筋の主要な筋肉が付着する〔gooヘルスケア 上・下前腸骨棘裂離骨折の症状と原因 〕〔股関節の痛みの原因を治療する~理学療法士國津秀治 〕。上前腸骨棘は腰に手を当てた時に指に触れるでっぱりである〔股関節の痛みの原因を治療する~理学療法士國津秀治 〕 == 血液との関係 == 腸骨には人体でもっとも大量の骨髄が存在し、成人では血液のおよそ半分は腸骨で作られる。骨髄を採取する場合は腸骨稜の後側、上後腸骨棘を中心とした場所から採取する〔浅野茂隆、池田康夫、内山卓 監修 『三輪血液病学』文光堂、2006年、ISBN 4-8306-1419-6、pp.550-551〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「腸骨」の詳細全文を読む
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