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腹(はら、英語:abdomen)は、人間や動物の体における胴の下半部のことである。腹部(ふくぶ)とも言い、話し言葉ではおなかともいう。なお、人類の腹部のうち下方(鼠蹊部から股間のあたり)を下腹部(かふくぶ)という。 哺乳類では、胸腔と骨盤の間にあり、内部に消化器・生殖器を中心とする内臓の大部分がある。胸腔との間には横隔膜がある。 == 人間の場合 == 人間の腹は、肋骨に囲まれた胸郭から下の、足の付け根までの胴部を指す。腰骨の部分は腰とも言うが、その前側は下腹部と呼ぶ。腹部は見かけの上では特に目立った構造のない、なめらかなもので、中央やや下方向の正中線上にへそがある。またさらに下方の股間には泌尿生殖系を含む外陰部が見える。成長期以降には、臍からこの部分にかけて陰毛を生じるが、その範囲には個人差が大きい。 体内ではそのほとんどを消化器系のうち胃、十二指腸、小腸などが占め、次に大きいのは肝臓であるが、胃と肝臓は肋骨の範囲に収まる。さらに泌尿生殖器系がここに含まれる。 また、皮下脂肪の蓄積する部位としても知られ、中年太り、ビール腹などはこれを指すことが多い。 女性の場合、初経の1年以上前までは腹が前に突き出た形になるが、初経の1年前後でまっすぐになる〔バストと初経のヒミツの関係 〕。その後加齢してくるとへそ周辺→下腹全体→胃付近の順に腹が出てくるようになるが、加齢による腹の出始める時期や腹の出るスピードは個人差が大きい〔下着ではじめるからだのエイジングケアおなか・ヒップ編 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「腹」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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