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腹膜 : ウィキペディア日本語版
腹膜[ふくまく]

腹膜(ふくまく、:peritoneum)とは、肝臓といった腹部の臓器の全体ないし一部をおおっている薄い半透明の膜である。腹膜は腹腔の中にあり、胸膜心膜とともに漿膜に分類される。腹膜で囲まれた閉鎖空間を腹膜腔という。なお、腹膜腔腹腔はもともと別のものであるが、両者が同義のものとして扱われることも多い。

== 概要 ==
腹膜は外表面を覆う単一の中皮細胞層(mesothelium)と結合組織である中皮下層(submesothelial layer)より構成される。また腹膜は腹壁内面の壁側腹膜(parietal peritoneum)と臓器表面の臓側腹膜(visceral peritoneum)に区別されるが両者は連続しており、腹膜面の総面積は1.7~2.0 m²に達する。これは体表の表面積にほぼ等しい。腹膜腔には少量の漿液が含まれ臓器の運動の摩擦を防いでいる。臓側腹膜と壁側腹膜の移行部が長くなって二重膜をつくっているところは間膜と呼ばれ、臓器に出入りする血管神経の通路となっており、器官や体壁への連絡路の役割を果たしている。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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