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臀肉事件[でんにくじけん]
臀肉事件(でんにくじけん)、あるいは野口男三郎事件(のぐちおさぶろうじけん)とは、1902年(明治35年)3月27日、東京府麹町区下二番町(現在の千代田区二番町)で発生した未解決殺人事件である。臀肉事件は、少年が何者かに殺され尻の肉を切り取られた事件で、野口男三郎はこの少年殺害と他2件(義兄の野口寧斎殺害、薬局主人殺害)の容疑者だった。裁判の結果、少年と義兄殺しについては証拠不十分で無罪とされたが、薬局主人殺し(および文書偽造)で有罪となり、死刑に処された。 == 事件の概要 ==
=== 臀肉事件の発生 === 1902年(明治35年)3月27日午後10時過ぎ、東京府麹町区下二番町六丁目五十九番地の路地裏において、近所に住んでいた少年の河合荘亮(当時11歳)が、両眼をえぐり取られ、臀部の肉2斤(約1.2kg)が剥ぎ取られている無惨な姿で殺されているのを付近の住民によって発見された〔読売新聞〔東京版〕 1902年3月28日付朝刊〕〔警視庁(1970) p.59-60〕。事件が発生した地域を管轄する麹町警察署が捜査にあたったが、目撃証言がなかったこともあり、被疑者の手掛かりを見つけるに至らなかった〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「臀肉事件」の詳細全文を読む
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