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臥牛アパート崩壊事故[わうあぱーとほうかいじこ]
臥牛アパート崩壊事故(ワウアパートほうかいじこ、)は、1970年4月8日、大韓民国ソウル特別市麻浦区の公営住宅で発生した建造物崩壊事故である。 事故現場は5階建ての麻浦(マポ)市民アパートで、午前6時35分、一気に崩壊して33人が死亡した。工事に2年かけるべきところ、わずか6か月で竣工した欠陥住宅での惨事であった。 当時ソウル市は無許可住宅問題を抱えていて、1969年以降その整理のため市と入居予定者との費用負担で市民アパートを建設する政策をとっており、臥牛アパートもこうして建てられた住宅であった。事故をきっかけに市民アパートの新規建設は中断し、既存アパート補強への計画修正を余儀なくされた〔五石敬路『大原社会問題研究所雑誌』506号、法政大学大原社会問題研究所、2001年1月、p.4〕。 ソウル市長金玄玉は、事故の責任をとって辞職した。 == 脚注 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「臥牛アパート崩壊事故」の詳細全文を読む
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