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臥牛山(がぎゅうざん、がぎゅうさん)は、岡山県高梁市にある山岳。大松山(おおまつやま)・小松山(こまつやま)・天神丸山(てんじんのまるやま)・前山(まえやま)の4山の総称である。岡山県百名山のひとつ。高梁川上流県立自然公園の一部。備中松山城が所在する。 古くは松山(まつやま)とも称され、別名は城山(しろやま)・御城山(おしろやま)。 標高は、最も高い部分で、天神丸山の約478メートル。 == 概要 == 高梁盆地の高梁川東岸にある高梁市街地の三方を取り囲むかのようにそびえている山地の内、北側の部分にあたる〔岡山県大百科事典編集委員会編集『岡山県大百科事典』山陽新聞社(1979年)〕。 北から南へ流れる高梁川が、山麓から河成段丘を形成、その上に高梁の市街地が広がる〔〔地名をあるく 77.臥牛山 - 高梁市公式ホームページ 2013年8月閲覧〕。 南北に長い峰をしており、北から南へ順に大松山(約470メートル)、天神の丸(約四478メートル)、小松山(約420メートル)、前山(約320メートル)の四つの山頂が並ぶ。西側は急峻な崖で麓は高梁川に沿い、北側は佐与谷に急傾斜をなしている。南側の麓には小高下川が東から西へ流れ、高梁川に合流する〔〔。 鎌倉時代より中世から近世にかけて砦跡や城郭が相次いで建造され、その遺構が現在も残る。小松山に残る天守は、江戸時代に備中松山藩の藩庁となった松山城であり、現在全国に残る山城の中で天守が残っている城の中では最高地にあるとして、日本三大山城に数えられ、現在、それを含むほとんどの遺構が国の史跡指定地となっている。そうした背景から、古くから別名城山(しろやま)・御城山(おしろやま)の別称でも親しまれている〔〔。 「臥牛山」の名称は、山の形がウシが腹ばいに伏し、草を食べている姿に似ている(「老牛伏草山」)ことに由来する。城下町が整備されてから江戸時代前期に「松山」の名を城下町の総称として譲り、山名は臥牛山を正式名称としたといわれる〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「臥牛山」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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