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臨時北部南西諸島政庁[りんじほくぶなんせいしょとうせいちょう]
臨時北部南西諸島政庁(りんじほくぶなんせいしょとうせいちょう、Provisional Government of Northern Ryukyu Islands)とはアメリカ軍占領下の奄美群島における行政機構で、1946年10月3日に設立された。臨時北部南西諸島政庁知事として大島支庁長の豊島至が任命された。また新たに琉球列島米国軍政府の諮問機関として「法制改定委員会(後に奄美民政議会に改称)」が設置された。 ==名称の意味== アメリカ軍は奄美群島を「Northern Ryukyu(北部琉球又は北琉球)」と呼称したが、中江実孝(後に奄美群島政府知事)をはじめとする早期の日本復帰を望んでいた奄美側はこの名称から、沖縄県と一体にされ復帰が大幅に遅れる事を危惧し、日本語名称から「琉球」の文字を排除した(当初アメリカは琉球を、日本から分離独立させることも計画していた)。またこの事からも奄美側では、当初から奄美群島単独の復帰が考えられていた事が伺える。 奄美群島を統一する政府としては後継の奄美群島政府と合わせ、歴史上唯一無二の存在である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「臨時北部南西諸島政庁」の詳細全文を読む
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