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臨朝称制 : ウィキペディア日本語版
称制[しょうせい]
称制(しょうせい)は、君主が死亡した後、次代の君主となる者(皇太子等)や先の君主のが、即位せずに政務を執ること。日本では飛鳥時代に中大兄皇子(天智天皇)と鸕野皇后(持統天皇)の二例が見られるが、どちらも『日本書紀』では一見してほとんど事実上の天皇と同然に記述されている。日本の場合、摂政と似ているが、摂政の場合は天皇が同時に存在しているが、称制の場合は天皇がいない(称制している本人が事実上の天皇か天皇に準ずる存在)のが大きな違いである。
==中国の称制==
称制はもともと中国の漢文の言葉である。先王が崩御して、新王が幼少である場合、太后(母后)が実権を握って政治を代行することをいう(垂簾の政)。古く春秋時代からみられる。日本と異なり、中国の場合は称制する者(母后)と別に正統の君主(幼君)が同時に存在しなければならない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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