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自力更生[じりきこうせい] 自力更生とは1945年8月、中国延安での幹部会議で毛沢東が打ち出した政治方針である。中国では近年まで義務教育でこの理念を教えていた。市場経済化が進んだ現状に合わなくなったためか現在では教えていない。 毛沢東の語った演説は以下のような物だったと伝えられている。 「自らの力を基本とすることを自力更生と呼ぶ。我々は孤立してはいない。帝国主義に反対する世界のあらゆる国や人民はすべて我々の友人である。しかし我々には、自らの力をもって、国内外の反動勢力を打ち破る力がある」 == 自力更生の初出 == 1932年より、日本は、昭和恐慌への対策として、内地や朝鮮などで農村の自力更生運動(経済更生運動)を行い、成功したとされる〔昭和八年版勞働年鑑 1933年12月23日 協調会〕〔施政二十五年史 1935年10月1日 朝鮮総督府〕。また、自力更生は、日本の傀儡政権である中華民国臨時政府の打ち出した新民主義においても使われ、「独立の自由は唯自力更生によつて始めて成功し得る」とされていた〔新民叢編: 新民主義の立場より三民主義を批判す 1938年 中華民国新民会出版部〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「自力更生」の詳細全文を読む
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