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自動番組制御装置[じどうばんぐみせいぎょそうち] 自動番組制御装置(じどうばんぐみせいぎょそうち、Automatic Program control System: APS)はテレビ、ラジオなどの放送局において、その放送を放送スケジュールに従って送信所に送り出す、あるいはその番組素材などをあらかじめ決めたスケジュールに従って送受するため、各種装置を制御する制御システムである。主調整室(マスターコントロールルーム)に付属する。Automatic Program Controller(APC)などとも呼ばれる。 初期には自動番組制御装置に直接、放送スケジュールなどをプログラムするものであったが、今日では小規模なもの(放送事業者用のものでないものなど)を除き、別途設けられるシステム(民間放送局であれば営業放送システム)により作成された放送スケジュールなどを直接、LANなどを経由して受け取り、一時蓄積、時計装置からの時刻信号に従い、順次、各種装置に制御信号を送るものとなっており、いわゆる録画、録音のテレビ番組、ラジオ番組のほとんどが今日、自動番組制御装置によって完全自動化されている。 なお、NHKは現在、東京都渋谷区のNHK放送センターに国内最大となる、約5000本のテープを収容する送出用カートロボットを持ち、自動番組制御装置によって9波15系統の放送を完全自動化している。 ==参考文献等==
*社団法人日本民間放送連盟編 『放送ハンドブック』 東洋経済新報社、1992年3月。 *社団法人日本民間放送連盟編 『放送ハンドブック改訂版』 日経BP社、2007年4月。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「自動番組制御装置」の詳細全文を読む
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