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自己目的化[じこもくてきか]
英語では,activity trap. ある目的のためにたてた「目標(値),達成のための手段,あるいは具体的な行動など」が,いつの間にか「目的」にすり代わり(そして概ね,本来の目的は忘れられ),目的達成のためには効果的でない,あるいは逆効果の,目的に反する事態に陥ること. 例1: 健康を増進することを目的として,スポーツ,トレーニングを始めたが,過度に高い目標を設定したり,高強度のトレーニングに夢中になり,体を壊してしまった.(スポーツ,あるいは目標が「自己目的化」した.) 例2: 腐敗した社会,政治を良くしたい.その目的達成のためには自分が政治家になるべきだと考え,選挙に立候補した. しかし苦戦,何が何でも当選するためには手段を選ばず,と選挙違反をしてしまった. (社会,政治を良くするという目的に反して,選挙に当選し政治家になるという手段が自己目的化し,結局政治の腐敗を上塗り.)
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「自己目的化」の詳細全文を読む
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