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『自来也説話』(じらいやものがたり)は、文化3年(1806年)に刊行された江戸時代の読本。作者は感和亭鬼武(かんわてい おにたけ)。前編五巻六冊、後編五巻五冊。 == 概要 == 忍術をつかう義賊として活躍する主人公・「自来也」(じらいや)の物語である。忍び入った家屋敷の壁などに「自来也」(みづからきたるなり)と記していくことから、その名を持っている。 挿絵は蹄斎北馬によって描かれている。 「自来也」という名と、壁に文字を残してゆく行動は、中国の沈俶による『諧史』に記されている盗賊「我来也」(がらいや)を参考に翻案・創作されたものである〔岡本綺堂「自来也の話」 (岡本綺堂 『綺堂随筆 江戸の思い出』 河出書房新社 2002年〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「自来也説話」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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