|
自然数(しぜんすう、)とは、個数、もしくは順番(これは正確には有限順序数)を表す一群の数のことである。 == 概要 == 自然数を 1, 2, 3, … とする流儀と、0, 1, 2, 3, … とする流儀があり、前者は数論などでよく使われ、後者は集合論、論理学などでよく使われる(詳しくは自然数の歴史と零の地位の節を参照)。いずれにしても、0 を自然数に含めるかどうかが問題になるときは、その旨を明記する必要がある。自然数の代わりに非負整数または正整数と言い換えることによりこの問題を避けることもある。なお、日本における初等中等教育では「自然数は 1 から始まる」と指導される。 集合論においては、自然数は物の個数を数える基数のうちで有限のものであると考えることもできるし、物の並べ方を示す順序数のうちで有限のものであると考えることもできる。 数学の基礎付けにおいては、自然数の間の加法についての形式的な逆元を考えることによって整数が定義される。正の整数ないしは負でない整数が自然数と同一視され、自然数を整数の一部として取扱うことができる。自然数と同様に整数の全体も可算無限集合である。 なお、文脈によっては、その一群に属する個々の数(例えば 3 や 18)を指して自然数ということもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「自然数」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Natural number 」があります。 スポンサード リンク
|