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自然薯 : ウィキペディア日本語版
ヤマノイモ

ヤマノイモ(山の芋、学名:''Dioscorea japonica'')は、ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草。または、この植物のとして発達した担根体のこと。
古くは薯蕷と書いてヤマノイモと読んだ。また、ヤマノイモ属の食用種の総称ヤム(yam)をヤマノイモ、ヤマイモと訳すことがある。
日本原産、学名は「Dioscorea japonica」であり、粘性が非常に高い。ジネンジョウ自然生)、ジネンジョ自然薯)、ヤマイモ(山芋)とも呼ぶ。
ヤマトイモと同種で、ナガイモは別種である。
==特徴==
北海道南西部〔北海道南西部桧山地域に生育するヤマノイモの遺伝的特性 〕から本州四国九州および、朝鮮半島中国に分布する雌雄異株のつる植物で、細長いハート形のを持ち、には葉腋から穂状の花序を付ける。果実は大きな3つの陵があり、それぞれの陵が中に種子を含んでいる。種子のほかに、葉腋に発生するむかごによって栄養生殖する。
地下には1本のがある。芋は地下深くへとまっすぐに伸び、1メートルを超えることもある。地上部の成長にしたがって芋は縮小し、秋には新たな芋と置き換えられる。赤土土壌で採れたものが、風味がよいとされる。むかごは直径1センチメートルほどの球状から、大きなもので長さ3センチメートルほどに達する場合がある。里山の林道沿いや河川沿いの土手によく自生する。やや湿った土壌を好むが、鬱蒼とした林の中には少ない。高山には分布しない。条件が合えば公園の植え込みでも生育する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヤマノイモ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dioscorea japonica 」があります。



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