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自然開口部越経管腔的内視鏡手術(しぜんかいこうぶえつ・けいかんこうてき・ないしきょう・しゅじゅつ, natural orifice translumenal endoscopic surgery; NOTES)とは、複数の分野にわたる内視鏡手術の概念のひとつ。「経管腔的内視鏡手術」とも呼ばれる。 == 概念 == NOTESは、外科のみならず、産婦人科や泌尿器科にも用いられる手術概念である。対象となる疾患、挿入口や開口部の対象となる管腔が複数分野にまたがる。以下に一般的なものを記す。 # 内視鏡を自然孔(口腔、尿道口、肛門、膣口など)から挿入する。 # 挿入した器具を用いて、管腔壁(消化管・尿路・産道)に侵入路を開口する。 # 開口部より管腔壁を経て体腔内に器具を挿入し、治療を行う。 一般的な手術とは異なり、体表面の皮膚・粘膜を切開することなく、体内に侵入し、治療を行うことができる。 単孔式では手術が困難である場合には、体表を切開し、その侵入路を通じて、腹腔鏡や胸腔鏡等を併用することもある。 : 厳密には経蝶形骨洞下垂体腺腫摘出術(Hardy法)がNOTESの概念に先行しているといえる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「自然開口部越経管腔的内視鏡手術」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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