翻訳と辞書
Words near each other
・ 自玉手祭来酒解神社
・ 自生
・ 自生の
・ 自生体
・ 自生体(重複奇形で独立生存可能なもの)
・ 自生地
・ 自生種
・ 自生群体
・ 自生胞子
・ 自用
自由
・ 自由 (ギニア国歌)
・ 自由 (グルジア国歌)
・ 自由 (女子十二楽坊の曲)
・ 自由 Z-加群
・ 自由Z-加群
・ 自由Z加群
・ 自由、夜
・ 自由、平等、博愛
・ 自由、平等、友愛


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

自由 : ウィキペディア日本語版
自由[じゆう]

自由(じゆう、)とは、他のものから拘束・支配を受けないで、自己自身の本性に従うことをいう。哲学用語。
==「フリーダム」と「リバティ」==

「フリーダム; 」と「リバティ; 」は、ともに自由と訳される。現在、この2つの語はほぼ同じ意味で用いられるが、その意味合いはいくらか異なっている。
フリーは古英語の「」に由来する。これは古インドヨーロッパ語の「」や「」、あるいは古ドイツ語の「」に起源をもち「好む、愛」の意味を持つ。北欧神話のフレイフレイヤも同じ語源による。古アイルランド語の「」はウェールズ語の「」と対応し現在の「(自由な)」に直接対応している。古代ギリシア語では「(, 温和で、優しい)」〔ウィクショナリー「freo」wiktionary:en:freo〕。気ままさや傲慢さが含意される場合がある。
一方でリバティはラテン語「」の「社会的・政治的に制約されていない」「負債を負っていない」という意味から、英語の「(形:自由な)」や「(名:自由)」の語源となった。自由主義の「」はこれによる。また「(動:解放する)」、「(名:解放者)」、「(名:解放)」も同じ語源による〔神田外語大学「語源のたのしみ」第38回2004年1月 石井米雄〕。こちらでは自由の消極的側面 (しなくてよい)が強調される。「」は古英語に入り「」となり、こちらは「」の語源とされている〔ウィクショナリー「freo」wiktionary:en:freo、「leod」wiktionary:en:leod〕。
両者の共通点は、現在的意味合いの自由とは異なる意味で用いられた点である。 および の用法にも残っているが、近世までは特権を意味する語であった。民衆の持ちえない権利を有している状態が または であった。1729年に出版された辞書によれば、権利付与や時効によって得られる高貴なる者の特権と定義され、但し書きで「一部で、各人が思うように行動できる力という意味でも用いられてきている」と言及されている〔松浦高嶺『イギリス近代史論集』第4章「18世紀のイギリス」、山川出版社、2005年。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「自由」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.