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価値観外交[かちかんがいこう]
価値観外交(かちかんがいこう)とは、民主主義や人権の尊重などを価値として共有する国家との関係を強化しようという外交方針。「価値の外交」とも。 == 概要 == 日本の外務省は、「普遍的価値(自由主義、民主主義、基本的人権、法の支配、市場経済)に基づく〔「価値の外交」と「自由と繁栄の弧」について 外務省〕外交」と説明している。つまり、こうした価値観を持つ国々や人々との連携・協調を推し進め、また支援し、広めようとする外交方針である。 もともとはアメリカ合衆国で新保守主義の立場から提唱されたもので、日本では新保守主義の父と呼ばれるアーヴィング・クリストルに影響〔An Evolving Relationship - Foreign and Defense Policy - AEI 〕を受けてきた安倍晋三をはじめ、麻生太郎らが共鳴した。2012年12月27日に安倍がPROJECT SYNDICATEに寄せ、自身の価値観外交をあらわした論文「アジアの民主主義的安全保障の四角形」では官房副長官時代の安倍と親しくしていた新保守主義者で有名なジョン・ボルトンが9月10日にウォール・ストリート・ジャーナルで発言した「北京の湖」が引用されている〔Asia’s Democratic Security Diamond by Shinzo Abe - Project Syndicate 〕〔John Bolton: As China Muscles Into the Pacific, the U.S. Lacks a Strategy - WSJ.com 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「価値観外交」の詳細全文を読む
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